油臭いバベルの塔は崩壊を始めた。
以前に中東を中心とした超高層ビルの話をバベルの塔になぞり書いた覚えがあるが・・・
ついに来た感じだw
人間が過信し驕り高ぶった結果、「馬鹿は高いところが好き」って感じで高さを競うくだらない構想が乱立した。
どこまでの構想が実現したのかは不明だが、その最たる物がドバイである。
今あの街は砂上の楼閣ではなく証券の墓場と化している。
ひと昔前ならドバイはあこがれの地であり、NHKで特集が組まれたほどだ。
少なくともあれを見て、苦い思いを感じた人は少なくあるまい。
全盛期のドバイに「崩壊の兆し」は明らかに見えていた。
まさにバブル絶頂期に自らを見失っていた日本そのものだった。
そのドバイの崩壊は、年末の大暴落を予期させる引き金になった。
週をまたぎリカバリーに動き出したかに見えるが。。。
UAEも彼らを救うオイルマネーが底を尽きかけている。
空飛ぶ宮殿A380を軽く買えた時代はもう終わりを告げたのだろうか?
夢のような金持ちを排出し続けてきたオイルマネーも「エコ」の時代には必要とされない物の象徴となるのかもしれない。
プラスチックは自然に帰る素材にとって変わり、石油をできるだけ使わない内燃機関やそれに代わる電気自動車が生まれようとしている今、発電やあらゆる移動手段が太陽光を中心に100年に1度の大変革期を加速させている。
国家的詐欺集団・・・いや、マフィア国家ハラショー連邦も資源国家としての優位性を見失い、ナノテクに鞍替えしようとしている。
逆らえばガス栓締めるぞ!!と息巻いていたのも懐かしい。
時代は混迷を極め、どこを目指すのか?
どの国がこの未曾有の経済危機を乗り越えるきっかけを作るのか?
これから10年が暗黒の時代と呼ばれないために、世界中が力を合せ地球規模の連合体制を必要としている。
もしくは醜い「領地」や「権利」の奪い合いとなるだろう・・・
つまり、世界は「戦争」か「連合」か選択しなければならない時が迫っているということだ。
そして、どこかの国が唯一の悪としてすべての負債を抱えて潰されるだろう・・・
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