人間には限りがある。
個々の力にも能力にも限界がある。
回線やサーバー等のインフラン処理能力にも当然限界がある。
今、
数多くのボランティアや寄付が動こうとしているが、思い付きの行動や寄付に意味はあるのだろうか?
重要なのは被災者への最も有効な寄付や物資だ。
人的協力はもちろん必要であり、その輪が広がることこそ重要だとも思う。
しかし、思い付きや軽薄なセンチメンタリズムで軽率な行動の連鎖は控えたほうがよい。
すでにこの手の誤った親切心と行動により、被災地復興へ向けた活動への形骸が出ている。
まず我々がやるべきことは情報の精査と確認だ。
他人から送られて来たチェーンメール等の情報を鵜呑みにし、確認もせずに次のメール送信に加担することはある意味占有回線の封鎖に近い効果がある。
けっして確認なしに無駄なメール送信の輪を広げてはならない。
東京電力や水道、政府関連のHPも気軽に見にいってはいけない。
被災地が情報取得に必要なインターネット回線をまったく関係ない地域の人間が封鎖してしまうことになる。
繰り返しお願いしたい。
インフラには明確な限界があり、関東から東北にわたる人々が出来るだけ情報や連絡に利用できる回線、サーバー、インフラを確保する為に、無駄な占有は控えてもらいたい。
富士川以西の西日本にいる方は情報収集を関西電力当西日本エリアの公共機関が提供する公式HPを使って、詳しい情報収集や事実確認をしてほしい。
基本はテレビやケーブルテレビ利用した情報収集に終始してほしい。
ミクシーやツイッターフェイスブックもいいだろう。
ただし、インターネット上の情報を利用する場合は、サーバーが置かれている地域に情報が集約されるために、一部必要な回線にアクセスが集中し異常なトラフィックが起こる可能性がある。
出来るだけ、短いアクセスを心がけ、つながりにくいHPがある場合は直ちにアクセスをやめてほしい。
繰り返し更新をおしたり、何度も同じところにアクセスしないように心掛けることが一番重要で誰にでもできるボランティアなのだから。
また、比較的アクセスがかるく情報がとりやすい場所では、必ずチェーンメール等のイタズラまがいの情報共有をやめ、事実確認を徹底したボランティアや支援物資等の輸送、出来るだけ有効な寄付の実施に全力を注いで頂きたい。
むやみやたらに行えばいいというものではなく、出来るだけ確実に支援が届くことに
意味があるのだから。
たとえ
いま、
何も出来なくとも、いつか手を貸せるタイミングは必ず来るはずだ。
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